羊でおやすみシリーズVol.10 「僕が数えてもいいの?」 : 平川大輔 鈴村健一,鈴村健一,平川大輔 : ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜 :  :  :  : ハートの国のアリス~Wonderful Wonder Wor (B’s LOG COLLECTION) :  : ハートの国のアリス ラジオ&ドラマCD Vol.1 :  : ハートの国のアリス ラジオ&ドラマCD Vol.2 :  : ハートの国のアリス ラジオ&ドラマCD Vol.3 :  : ハートの国のアリス ラジオ&ドラマCD Vol.4 :  :

一定期間更新がないため広告を表示しています

By スポンサードリンク | - | 2008年01月22日 | CM : 0 | TB : 0
「あっれー?」

「・・・・・・」

不思議そうな声に気付き、外を覗くと

「此所って、お城じゃないよな?」

少し不格好な、真紅の服を纏った「彼」が呟いた。



「何処だと思ったかは知らないけど、一応、此所は時計塔だと思う。」


きょろきょろと辺りを見回し素頓狂な方向へ歩き出そうとした少年を引き止め、
塔の内部に招き入れた紺色の青年がそう零し。

差し出されたマグカップに軽く礼をしながら紅の少年が返す。

「ふーん・・・じゃ、君が「時計屋」なんだ?」

「そう、なるらしい。」

「なんだよーそれ、自分のことだろー?」

あ、おいしい、などと呟きながら、少年は爽やかに笑った。

「まだ、良く判って無いんだ。私に「変わって」から、20回も時間帯は変わって無い」

少し哀しそうに、青年がそう言った。感情を殺した様な、顔で。

「あーそっか・・・ふーん」
新任さんなんだな、と何に納得したのか判らないが少年は納得した顔をした。

「そっちは、「   」だろ?随分慣れてると言うか・・・・・」

「まーね、数えて無いけど・・・・・2回くらい、全部回ったかな?」

んー、と思い出しながら呟くと、青年は驚いたように今まで伏せて居た顔を上げた。

「今、幾つだ・・・・?」

「ん?じゅーご。」

さらっと返すと、青年が目を丸くした。



「3つ下、なのか?」

「・・・・・え、ほんとに?」


――――――――――――――――+−

初めて会った時はお互い10代であって欲しいなーとか
3歳差って萌えるなーとか思って書いた気が。
因みに私の中ではユリウス→29、エース→26なので
そりゃ12年も一緒に居りゃ親友にもなるわ!ってなもんで。
By rhitsuka | 時計仕掛けの思春期。 | 2007年10月23日 19:51 | CM : 0 | TB : 0
By スポンサードリンク | - | 2008年01月22日 | CM : 0 | TB : 0

Comment form